・ジャッジの構成

イベントレフェリー 1名

  競技会と審判団の監督を行う。


<技術審判>

テクニカルコントローラー 1名。

  ・テクニカルスペシャリストの宣言を監督し、承認もしくは確認
   し、必要があれば訂正する(ただし、テクニカルスペシャリスト
   がその訂正に同意しない場合は、テクニカルコントローラー、テ
   クニカルスペシャリスト、アシスタントテクニカルスペシャリス
   トの三名による多数決で決定する)。
  ・システムコンピューターに入力された要素の名前とレベルを確認
   する。


テクニカルスペシャリスト(及びアシスタントテクニカルスペシャリスト) 1 - 2名。

  ・実行された要素の種類を判定し、宣言する。
  ・実行された要素のレベルを判定し、宣言する。
  ・転倒などのディダクションとなる行為を判定する。
  ・革新的要素が行われた場合、それを判定し、ボーナス(2点)を
   宣言する(シングル・ペアのみ)。
  ・無効になる要素を判定・削除する。


演技審判 最大9名。

  ・実行された要素の質を-3、-2、-1、0、1、2、3の7段階で評価す
   る(GOE)。
  ・演技構成点(PCS)をつける。


イベントレフェリー、テクニカルコントローラー、テクニカルスペシャリスト(アシスタントテクニカルスペシャリスト)は、できる限り異なる加盟国から選ばれることになっている。

なお、ISUフィギュアスケート選手権大会と国際大会の技術審判およびISUフィギュアスケート選手権大会の演技審判はISU会長によって任命されるが、国際大会の演技審判は開催国が任命する。国際大会でジャッジする資格には、ISUジャッジと国際ジャッジの2種類がある。

  • 最終更新:2011-05-26 11:29:25

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